マスコミ倫理懇談会
2012年10月02日 21:23
こんばんは
9月28日付、沖縄タイムス紙に掲載された”マスコミ倫理懇談会”
<全国協議会第56回全国大会>
全国から新聞、放送、出版などのメディア91社、290人が参加
『沖縄で問う 日本の今とメディアの責務』がテーマ
米軍基地問題、戦後補償や本土復帰、東日本大震災、原発報道など
5分科会や選対会議で、沖縄、日本が直面する課題について議論が深められた。
「日本の安全保障」と「沖縄問題の実相」から目に留った件から綴ります。
琉球新報 普久原均編集局次長兼報道本部長
米国には多様な意見があるにもかかわらず「基地を沖縄に押し付ける
報道は多いが、それ以外はほとんどない」と批判した。
「21世紀を通じてサステナブル(持続可能)な日米関係を作ってはどうか。
普天間移設がなぜ17年もかかって解決しなかったのか。
もう、沖縄に置き続けるには、無理があり過ぎる。沖縄の世論は分水嶺を超えている。
こうした状況を続けるより打開策を考えるべきだ」と強調した。
我部政明 琉球大学教授
「沖縄に基地を置くことが、日本政府にとって都合がいい。
基地は負担したくないが(日米安保の恩恵を)ただ乗りしたいと言う
延長線上に辺野古移設がある」と指摘。
「アジア各国が2020~30年を見据えてどうするかという議論をしているのに、
日本は、戦略的な議論が欠けている」との認識を示し、安全保障をあまりにも
米国に依存した結果独り立ちできなかったとの見方を示した。
水島朝穂 早稲田大学教授
オスプレイ配備にかんする森本防衛相の対応について
「米国のことは空気が読めるが、生活感覚からくる怒りの深さが分からない」と批判。
本土側を思考停止に陥らせる「温度差」「日米同盟」「抑止力」などの言葉を
むやみに使うべきではないと指摘。
「『負担軽減』はなぜ『負担解消』ではないのか。
軽減では基地はなくならない。負担をなくすという議論がなぜないのか」と訴えた。
「地方は末端にあらず、先端なり」という言葉を紹介し、
「メディアは先端を伝える義務がある。同発信するか、議論を深めて欲しい」と提起した。
協議会代表幹事の川島明氏は開会あいさつで
「私たちは責任あるマスメディアとして、「無関心」や「風化」
に対抗し、読者・視聴者に問題を問い続けることが必要と考える」と。
連日、沖縄と本土でのあまりにも報道のされ方の違いに
朝から、愕然としてしまう事なんて多々あります
情報手段がこれだけ溢れてるのに、正しく、ストレートに
私たちが感じている温度でそのまま伝わってはくれないの
今一度”無関心は権力者・統治者への静かな支持である”事も刻んでおきたい
そして”本当の悲劇は独裁者の暴虚ではなく、善良な人々の沈黙だ”という事も
普天間ゲート前で沖縄県民の叫びは今、米国に向けてだけではなく
日本政府と本土の国民にも向けられている事を忘れないでほしい
今日も、覗いて下さった方々、おおきにぃ~
9月28日付、沖縄タイムス紙に掲載された”マスコミ倫理懇談会”
<全国協議会第56回全国大会>
全国から新聞、放送、出版などのメディア91社、290人が参加
『沖縄で問う 日本の今とメディアの責務』がテーマ
米軍基地問題、戦後補償や本土復帰、東日本大震災、原発報道など
5分科会や選対会議で、沖縄、日本が直面する課題について議論が深められた。
「日本の安全保障」と「沖縄問題の実相」から目に留った件から綴ります。
琉球新報 普久原均編集局次長兼報道本部長
米国には多様な意見があるにもかかわらず「基地を沖縄に押し付ける
報道は多いが、それ以外はほとんどない」と批判した。
「21世紀を通じてサステナブル(持続可能)な日米関係を作ってはどうか。
普天間移設がなぜ17年もかかって解決しなかったのか。
もう、沖縄に置き続けるには、無理があり過ぎる。沖縄の世論は分水嶺を超えている。
こうした状況を続けるより打開策を考えるべきだ」と強調した。
我部政明 琉球大学教授
「沖縄に基地を置くことが、日本政府にとって都合がいい。
基地は負担したくないが(日米安保の恩恵を)ただ乗りしたいと言う
延長線上に辺野古移設がある」と指摘。
「アジア各国が2020~30年を見据えてどうするかという議論をしているのに、
日本は、戦略的な議論が欠けている」との認識を示し、安全保障をあまりにも
米国に依存した結果独り立ちできなかったとの見方を示した。
水島朝穂 早稲田大学教授
オスプレイ配備にかんする森本防衛相の対応について
「米国のことは空気が読めるが、生活感覚からくる怒りの深さが分からない」と批判。
本土側を思考停止に陥らせる「温度差」「日米同盟」「抑止力」などの言葉を
むやみに使うべきではないと指摘。
「『負担軽減』はなぜ『負担解消』ではないのか。
軽減では基地はなくならない。負担をなくすという議論がなぜないのか」と訴えた。
「地方は末端にあらず、先端なり」という言葉を紹介し、
「メディアは先端を伝える義務がある。同発信するか、議論を深めて欲しい」と提起した。
協議会代表幹事の川島明氏は開会あいさつで
「私たちは責任あるマスメディアとして、「無関心」や「風化」
に対抗し、読者・視聴者に問題を問い続けることが必要と考える」と。
連日、沖縄と本土でのあまりにも報道のされ方の違いに
朝から、愕然としてしまう事なんて多々あります
情報手段がこれだけ溢れてるのに、正しく、ストレートに
私たちが感じている温度でそのまま伝わってはくれないの
今一度”無関心は権力者・統治者への静かな支持である”事も刻んでおきたい
そして”本当の悲劇は独裁者の暴虚ではなく、善良な人々の沈黙だ”という事も
普天間ゲート前で沖縄県民の叫びは今、米国に向けてだけではなく
日本政府と本土の国民にも向けられている事を忘れないでほしい
今日も、覗いて下さった方々、おおきにぃ~
Posted by soosun│Comments(2)
│PEACE
この記事へのコメント
詳しい情報をありがとうございます。
10月3日に書いた私の記事からリンクさせていただきました。
10月3日に書いた私の記事からリンクさせていただきました。
Posted by ictkofu at 2012年10月03日 21:32
ictkofuさまへ
沖縄の復帰40年に等しい人生の中、1/3をこの地で暮らし、肌で感じたことを綴って、又、続けていきたいと思ってます。
ありがとうごさいました。
沖縄の復帰40年に等しい人生の中、1/3をこの地で暮らし、肌で感じたことを綴って、又、続けていきたいと思ってます。
ありがとうごさいました。
Posted by soosun at 2012年10月04日 20:58
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