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日中の懸け橋好機に

2012年12月02日 09:04
おはようございます雨

11月23日付、沖縄タイムスより綴ります

尖閣を沖縄帰属へ ~無償譲渡で危機回避~
<シャーナリスト 新川 明>
尖閣諸島周辺海域で日中両国の緊張状態が続いている。
対立は”固有の領土論”を根拠に生じているが、
両国のこの主張そのものが歴史を無視した立論である事を私たちは知らねばならない。
「歴史無視の主張」
まず、尖閣諸島は日本の『琉球処分』、さらに日清戦争後に琉球・沖縄に付随する
無主地として版図に編入したにすぎない。
一方の中国も根拠に乏しい。『冊封使録』に同諸島は航路の標識島として登場するが、
明確に中国領とhして記述されてはいないことも明らかにされている。
にもかかわらず「棚上げ」合意を一方的に破り国有化したわけだから、
連日周辺海域で示威行動を続けるのも当然のなりゆきである。
「適正な所有者」
その前提条件となるのは、日本国による同諸島の国有化を解消する事であり、
その最良の方法は国有化した国の所有権を無条件で
沖縄県に譲渡して県有地にすることだと考える。
歴史的、地理的関係から見ても尖閣諸島の適正な所有者たるべき地方自治体は
沖縄県をおいてないわけで、中国や台湾との関係においてもこれにまさる策はないといえるだろう。
「停滞経済の打破も」
市民からも「尖閣を沖縄県有地に/中国と直接交渉が可能」という提案があった。
ただし、この提案は、東京都が集めた寄付金15億円に沖縄振興費の一部を加えて
県が購入する、という案である。私は国が無条件で
沖縄県に所有権を譲渡することが本筋だと考える。
「分島改約」問題を含めて『琉球処分』から沖縄戦を経て今日に至る日本国の沖縄に対する
対し方をみるまでもなく、尖閣を本来の位置に戻すことで、軍事衝突も招きかねない
危機的状況を回避し、深刻化する経済面の打開の道が開ければ、
国が購入のために支払う20億円など安い対価といえようからである。
尖閣が沖縄県有になることで、日中両国は振り上げた拳をおろすチャンスができるうえに、
沖縄を日中間の緩衝地として機能させることで、
両国の互恵関係を再構築する出発点にすることができるのではないか。
沖縄を日中の懸け橋とする好機にすべきである。 <一部省略>


とても、おもしろい記事だなぁと思いました。
このところ、日本の右傾化が海外では特に注目されています。
米中関係のもとに日本の安全保障が左右される事実もありますが
この2つの大国が本当に戦う時は、もう地球規模での終わりに等しいと思います。
できれば、平和的に日中の『生活圏』として存在が大きい”沖縄”であって欲しいですピカピカ


今日も、覗いて下さった方々、おおきにぃ~パンダ


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