てぃーだブログ › 猫の手だより › Life › 憲法記念日

憲法記念日

2016年05月06日 15:40

こんにちは 晴れ

みなさんは、「憲法記念日」どんな風に過ごされましたか?
うちらは、那覇での憲法講演会に入って来ましたよォ~
歌、リーディング、講演、トークセッションなど多彩な3時間でした

”改憲”が騒がれる中での「憲法記念日」
自分なりに考える中、いつも”時代に合わないから”の言葉に違和感があり
紙面でみつけた「五野井 郁夫さん(政治学者)」の言葉を見つけたんです
ご紹介します~

進むべき根幹の理想
活発化している9条の改憲論には危機感を覚えます。
憲法は理想で現実そのものではないのに、両者を混同しているからです
例えば現実をみれば『両性の本質的平等」を定めた24条も、
「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」や
「能力に応じで、ひとしく教育を受ける権利」を保障した
25条や26条も、達成されているとは言い難い。
でもそれらを削るという話にはなりません。
進むべき理想であり、そこに向かって努力すべきものだからです
それなのに9条だけは現実に合わせて、理想を引き下げるというのはおかしい
当分の間、自衛隊は存在するが、遠い将来、世界平和が達成された暁には
必要がなくなるような状況がきて、帳尻が合うと考えてもいいはずです。
1条から8条は天皇条項なので、一般の国民にとっての9条は事実上の1条、
憲法の根幹です。ここを変えようというのは、新しく憲法を作るのと同じです。


憲法を使うのは国民であり、憲法を守り縛りを掛けられているのが政権
使ってる側から”変えよう”という声が上がるならともかく、
縛られて守る義務にいる側からの提案ってとこもあやしい

自民党の草案をみると大雑把に言うと、「中学生の校則」っぽい?
人権の尊重が軽んじられてるけど、上手く表現でカバーしてる感じ

はっきり言って、政権の方たちのやり方はすでに立憲主義を踏みにじってるし
憲法を守る義務から言ったら、違反に近いようにさえ思えてなりません 汗

現実の実生活で古くからの法律が改正されずに、いたたまれない思いをさせられている人たち
全体からすれば、「小さい者」かもしれへんけど、さっさと変えた方がいい法律はようさんあります
こんなのを置いといて、9条だけが”時代に合わない”とはどないやろか。。。

うちも生きてきた中で、男女の平等や貧富の差など”なんでやねん”って思うことあったし
自分も女性であり、この国で女性が男性と同じようにするには何とハードルの高いことか!

国民の生命と財産を守るというけど、うちらの暮らしはいまだにちっとも守られてません タラ~


”時代に合わない”のは解釈などでごまかしつつ改憲にまで来たからないんでしょうかね がーん



今日も、覗いて下さった方々、おおきにぃ~パンダ







同じカテゴリー(Life)の記事
オリンピック 2020
オリンピック 2020(2017-05-11 15:36)

異常事態
異常事態(2016-07-26 10:57)

未来の沖縄は?
未来の沖縄は?(2016-01-28 19:59)

沖縄無視?!
沖縄無視?!(2015-11-21 14:25)

Posted by soosun│Comments(0)Life
この記事へのトラックバックURL
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。